Manufacturing process

製造工程

インフレーション成形から、印刷、製袋加工まで
一貫して生産することにより短納期を実現。
さまざまな種類の包装材に対応いたします。

インフレーション

inflation

インフレーション成形とは、ポリエチレンをポリ袋やフィルムなどに成形する手法の一つです。インフレーション成形の過程は、まず押出成形機によって加熱・溶融・混練された樹脂を「ダイス」と呼ばれるリング状に隙間の開いた金型から押出し、空気を吹き込んで、所定のサイズに膨らませる(インフレーション)ことによってチューブ状に成形します。インフレーション途中のローラーによってチューブ状フィルムを挟み込み、引っ張ることでチューブ内部の空気を締め出しながら巻き取ってロール状にしていきます。このような製造方法をインフレーション成形といいます。

   
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印刷

print

当社内で実施するポリ袋への印刷は、グラビア印刷です。グラビア印刷はシリンダーと呼ばれる版を1色につき1つ作成し印刷を行い、インクがフィルム面に馴染むような仕上がりになります。凹みの深さや体積により濃淡を表現でき、写真やグラデーションのかかったデザインも印刷も可能です。
社内で内製化している印刷は、主に広幅(650㎜~)の製品が中心です。それ以下のサイズの印刷については、協力会社で対応しています。
LDPE・LLDPE・HDPE全てに対応しており水性・油性共にご相談は可能です。

   
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製袋加工

bag making

ポリエチレンチューブ(原反)を製袋機にセットして、テンションを掛けながら真っ直ぐ引張り、200度前後の熱シールバーを原反に押し付けて熱溶着し、指定サイズにカットします。この作業で、長い筒状の状態からお客様のご指定サイズの袋になります。
軟包装衛生協議会指導の下、食品業界にも適した衛生的な環境で製造しています。
オペレーターは、原反の状態で製造の時期や機械の特性を考え、最適な機械設定・調整を行い製造しています。

   
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受注から納品までの流れ

Flow

1.お問い合わせ、お見積り

まずは、お電話やホームページからお気軽にお問い合わせください。初めてオリジナルポリ袋を作る企業様に、多くご用命をいただいております。既にある現物からサイズを出すことや、希望の袋の形を絵に描いていただいても大丈夫です。ZOOM等のWEB面談も対応可能です。工業規格品であれば、サンプルのご提供も可能です。

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2.受注

お見積り後、正式なご注文となりましたら、いよいよ製造に入ります。本社・工場間の連携システムへのリアルタイムな受注入力により、仕掛かりまでの時間を大幅に削減します。社内で製造・印刷・製袋加工を一貫生産しておりますので、お気軽に担当者までお問い合わせください。

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3.インフレーション成形・印刷・製袋加工

軟包装衛生協議会の認定工場で、色・サイズ・用途に合わせて24時間製造・印刷・製袋加工をしております。

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4.包装

包装・梱包に関しても、軟包装衛生協議会の認定工場において、お客様のご要望に合わせた様々な包装形態・品質体制に対応致します。

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5.納品

納品までの概ねの時間は、無地袋が約2週間・印刷袋がデザイン校了後約3週間となります。個別での納期相談も対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。 別注商品については納期が長くなる場合がありますので予めご了承ください。

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6.アフターフォロー

納品後も当社担当者が定期的にご連絡をさせていただき、今の使用感や問題点をお伺いしながら、必要に応じて随時最適なご提案をさせていただきます。

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ポリエチレンフィルムメーカー井口ポリエチレン株式会社

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